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2024年夏のエレクトロ・サマー・アンセム!House of Protectionが新曲「Being One」で響かせる衝撃世界

2024.06.29


 
フジロック出演などで日本でも熱狂的な人気を博したバンド、FEVER 333のメンバーとして知られるAric ImprotaとStephen Harrisonによる新プロジェクト、House of Protection (ハウス・オブ・プロテクション)。活動開始をアナウンスして以降、2曲のハイテンションな楽曲をリリースしてきた彼らが、サード・シングル「Being One」をRed Bull Recordsからリリースした。
 

 
Jordan Fishをプロデューサーに迎え、多幸感溢れるメロディー、ドラムとベースのリズム、そこにエレクトロニックをブレンドした、アンセミックなダンス・トラックに仕上がっている。ハードな前作「Learn to Forget」からサウンドは一転しているが、彼らのミュージシャンとしての多彩さと、多くのリスナーが期待する爆発的なエネルギーが融合した楽曲だ。この楽曲についてAricは以下のように語る。
 
「僕はもともとドラムとベースを演奏するのが好きだったから、(プロデューサーの)Jordanとすぐにリズムのアイディアにおいて意気投合したんだ。全体として、Stephenのヴォーカルは以前から大きくステップアップしたように感じるし、僕らが前進するための新しいダイナミズムを与えてくれた。またこの曲は、間違いなく夜の長距離ドライヴで聴くために作られている。歌詞を書いたり、ミュージック・ヴィデオを撮影するときに、そのことについてよく話し合ったからね」
 
ミュージック・ヴィデオは、 Kevin Garcia (Spiritbox, Bush, Tinashe)がディレクション。海の真ん中のブイの上で歌ったり、遊園地のメリーゴーランドでドラムを叩いたりするなど、1981年の名作映画『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界(Koyaanisqatsi)』のテンポの速い熱狂的なシーンを連想させる世界だ。
 
わずか1ヶ月の活動で、 The Guardian、NME、Revolverなど数々の音楽メディアで取り上げられ、この秋からは大々的なツアーがスタートする予定の彼ら。9/24にはLA、10/15にはロンドン公演が決定している。今後の動向から目が離せない!
 
▶︎House of Protection
 
House of Protectionはステファン・ハリソン / Stephen Harrisonとアリック・インプロタ / Aric Improtaによる新たな挑戦であり、一時の衝動に飲み込まれそうな人々の拠り所となる。2人は慣習や枠組みに対するこだわりをことごとく捨て去り、感情の赴くままにサウンドを探求し、それによってかつてないほど自分たちの限界を押し広げた。ハードコア、エレクトロニカ、パンクといったそれなりに相通ずる世界を持つジャンルの橋渡しをしつつ、果てしない創造性を活かすための場所と、混沌を原動力とする共同体を築き上げた。

ともに在籍したFever 333での経験、現在も続く実験的ロックバンドNight Versesでのアリックの活動、ポストハードコアを象徴するバンドThe Chariotにスティーヴがギタリストとして参加したことなどを経て、2人はその過激さを恐れない姿勢によってヘビーミュージックの世界にその名を知らしめている。House of Protectionは、その堂々たる自己表現を継続するための取り組みであり、いびつな器の中に怒りと不確実性と喜びと創造性を詰め込んでいる。

「自分たちのあらゆるアイデアを、それがどんなに無謀なものであっても安心して実行できる場所を作りたかった」とSteveは言う。その考えを土台としてHouse of Protectionは築かれており、それがリスナーたちに大胆不敵さと無上の喜びを与え、ひいては観衆と演者を隔てる境界線を曖昧にさせる。The Smashing Pumpkins、The Prodigy、Alice Glass、Massive Attack、Cocteau Twins、Sleigh Bellsなどに影響を受けてきた2人は、確立した独自の方法で確かなエネルギーをステージに持ち込むことのできるバンドに惹きつけられていた。

彼らは親しい友人であるNick DePirro(Night Versesのメンバー)とJordan Fish(Bring Me The Horizonの元メンバー)に協力を求め、縦横無尽で切迫感のあるデビューシングル「It’s Supposed To Hurt」を制作した。「ゼロから再出発するのは簡単ではないとわかっていたけど、そのフレーズが俺たちの指針になった。再出発は今回の重要なテーマになった」とアリックは説明する。House of Protectionは予測の及ばない空白の中で真価を発揮する。ここではすべてが受け入れられ、誰もが迎え入れられる。帰るべき場所はここにある。

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